院長 髙橋 幸子たかはし さちこ

経歴

  • 茨城県土浦第二高等学校 普通科卒業
  • 日本理療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
  • 東京医療専門学校 柔道整復師科卒業

国家資格

  • はり師
  • きゅう師
  • あんまマッサージ指圧師
  • 柔道整復師

特技

水泳、弓道

活動

はじめまして。髙橋接骨院 院長の髙橋幸子です。
私は、茨城県の阿見町で生まれ育ち、父と母、6歳年上に姉と1歳年下の弟の3人兄弟の次女です。

父は建築業、母は父の仕事と手伝っているため繁忙期になると学校行事に参加できず祖母が代わりに出席してくれました。今の仕事でご高齢の方と話していると楽しそうといわれるのは、私がこの頃から「おばあちゃん子」だからだと思います。

また、忙しい両親が幼稚園の延長保育を頼むことも多く、先生といる時間が長かったため、家より学校の方が楽しいと感じることが多く将来は学校の先生になりたいと思うようになりました。

きっかけは病弱を治すためのスポーツ

母が私を妊娠中に病気があることが分かり、医者から育ちにくいことも考え諦めるように、と説明がありました。
それでも医者の反対を押し切り、生まれた時は他の兄弟より小さくとても病弱でした。
覚えているのは、学校行事の登山ではみんなとは別にロープウェイで登りましたが、今でも一緒に登山したかったという思いが残っています。

忙しい両親でしたが、体に良いよと聞いたものは積極的に参加させてくれました。
水泳や、当時はまだ女子がいなかったサッカークラブにも入りどんどん体力もつきました。

ケガに悩まされる日々

体力がついてからは活動的になり、ケガをすることも増えました。
弟と遊んでいて二階の高さから落ちて両手首、足首の捻挫、なんてこともありました。

高校入試の前日に足首をひねってしまい病院へ行きました。受診した時の診断は「捻挫」。しかし、実は骨折だったとのちにわかりましたが、初診時は捻挫の診断だったので固定はされませんでした。歩くことができず、鍼灸の治療を受けたところ帰りには杖もつかず歩くことができるようになりました。

幼い時から強さに憧れ

小さい時は病弱だったので武術に憧れていました。
中学の部活は弓道部。先生や先輩に恵まれ全国大会に出場することができました。

今度は道具を使わない武術をしてみたいと思っていたところ、お世話になった鍼の先生から「ケガの治療をする仕事があって、その仕事をするには柔道の初段が必要」と聞きました。

残念ながら高校には柔道部がなかったのでスポーツ少年団に入り、団に所属する高校生の柔道部の練習に参加させてもらっていました。

周りから、「強くなるためには試合にでた方がいい」と言われ、柔道を始めて1ヶ月で試合に出場したところ、なんと初戦突破。スポーツ少年団に来ている高校生の学校が強豪校だったので練習はハードでしたが、その分身につくのも早かったのだと思います。

接骨院の先生になる!

鍼の先生のところで治療を受けるうちに、お手伝いをさせていただく事になりました。

当時、学校の先生に憧れていたのですが、先生から鍼の先生を教える「はりの学校の先生」という仕事もあるよと聞いてから、はりきゅう師にも興味をもちました。

ケガの治療に興味があり、ケガの治療をする柔道整復師になろうと思いましたが、自分自身が鍼により良くなった経験からまずははりきゅうの学校にいきました。

スポーツ整形との出会い

鍼灸師になるため、そして柔道整復師になるためには、2つの学校へ計6年通わなくてはならず時間がかかり、お金もかかります。そのため接骨院の他にも、深夜に掃除のアルバイトをしていました。

そんな中、バイクで自宅に帰る途中に、車に追突されて交通事故に遭いました。
前歯がかけ、腰痛と足にしびれでだんだんと歩けなくなりました。

数カ所の病院に行きましたが検査しても異常はなし。でも、異常はないのに腰の痛みは続き、どんどん歩けなくなっていく状況で「実は大きな病気になってしまったのでは…」と毎日不安でした。

一番辛かったのは、

異常がないのに痛いと言うのは、精神的なものじゃないの?
痛がりなだけなんじゃないの?

と言われたこと。

「嘘つき」と言われているようでとても傷つきました。

そんな時、友人が働いているスポーツ整形を紹介され腰のレントゲンを撮ったところ、骨が折れていた形跡があるということがわかりました。ずっとわからなかった原因がわかって喜んだものの、この形跡があるとうことは、骨は離れたままでもう治らないとわりました。

当時、19歳だった私は、治らない骨の事、スポーツや仕事の事を考えてショックが大きかったです。
でも先生からは、人の身体は骨が治らなくても筋肉をや他の組織で代用できることや、体の使い方を見直すことで日常生活だけでなくスポーツの動きも良くなることを説明されました。

全身を検査をすると、子供のころに捻挫だと思っていた足首は骨折していたこと、手首は軟骨が切れているということがわかりました。確かに腕立てをすると手首がコキコキなっていたし、準備体操しないで全力で走ると足の奥に痛みが出ていました。しかし、それでも日常生活に困らず運動もできていたのです。

先生からは適度に運動していたので筋肉がサポートしていたのだろうとのことでした。ということは、「骨が折れて離れたことで出ている腰痛も、しびれも改善できるのでは?」と思いました。

その後、自分の体で体感しながら治療技術を習得していき、痛みもしびれも改善しました。

画像診断だけでは痛みは判断できない

こういった自分のケガの体験から、「もっと画像診断について知りたい!」と思うようになり、画像診断が勉強できる整形外科に勤務しました。

私がいた職場では内科のドクターも在籍していたため、腰の症状で受診されていた方が脳の画像診断をされるケースがありました。その時の画像診断で、たまたま撮れた首の画像を見ることもできました。

その際に、「痛みのある腰には異常がなく、痛みのない首にヘルニアが出ている」など、症状と画像所見が一致していない方が多いと気がつきました。

私のように、まだまだ画像診断が発達していないからと原因不明になることよりも、「画像だけで痛みを判断されそれにより苦しむ方も多いのでは?」と思いました。

ケガの理由はそれぞれで、地域により痛めるところが違うことに気がつきました。

そのため茨城に帰り整形外科に勤務すると、骨折も多いこと、リハビリが不十分方が多く、骨折なども多くリハビリを専門に行うスポーツ整形に勤務しました。

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